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TEEN COHORTについて

FAQ

Q1. 研究を実施しているのはどのような団体ですか?

東京大学・総合研究大学院大学・東京都医学総合研究所の3つの機関が連携して行う研究プロジェクトの一環として「青春期の健康・発達に関する調査」は実施されます。
子どもたちの成長過程を科学的にとらえるため、世田谷区、調布市、三鷹市各自治体の協力を得て当アンケート調査を実施することになりました。
大規模な調査ですので、わたしたちだけでは手が足りません。そこで、調査会社 (輿論科学協会)の協力を得て、代理で調査を行っていただいています。
輿論科学協会は、日本で最初に設立された、信頼できる独立調査機関です。

Q2.「青春期の健康・発達に関する調査」とは?

世田谷区、調布市、三鷹市にお住まいの9歳から10歳のお子さんとその養育者の方(主に母親の方)を対象として、ふだんの生活や健康に関わる事柄をお聞きするアンケート調査です。
2012~2014年度の10歳時調査では、4,478世帯のお子さんとその養育者の方々にご協力いただきました。2014年度~2016年度の12歳時調査には,9割以上の方々に継続して調査にご協力いただいています。その後の14歳時調査、16歳時調査におきましても、8割以上のみなさまにご協力いただきました。2022年度からは20歳調査をスタートしています。

Q3. この調査の目的はなんですか?

いじめ、不登校、引きこもり、携帯電話、インターネット、お受験など、現代の思春期の子どもたちにはストレスが山ほどあります。それによって、成長期に問題をかかえる子どもが増えています。少子化が進む中、子どもたちは未来の日本を担う人材であり、わが国の活力の源泉です。
一人でも多くの子どもたちが幸せな思春期を過ごし、希望にあふれる成人に成長するために、何が一番重要な要素となるのでしょうか? それを明らかにすることを目的としています。

Q4. 調査ではなにを聞かれるの?

お子さんと養育者の方を対象に、生活習慣、人間関係、生活環境について幅広くおうかがいします。またお子さんの誕生から現在に至るまでの成長過程や、現在の身体能力についてうかがいます。

Q5. どうして私が答えるの?

調査の目的、内容の公益性、調査結果の取扱い、情報の管理体制について、世田谷区、調布市、三鷹市各自治体の厳格な審査を受け、その承認のもと、さまざまな環境の方からうかがうために、住民基本台帳から無作為(くじ引きのような方法)で対象となる方々を選抜しました。皆様の回答は、同じ年代のお子さんと養育者を代表する声として大変重要な役割を果たします。

Q6. 個人情報への対策は万全ですか?

個人情報漏えいや詐欺などの犯罪増加に不安をお持ちだと思います。住所氏名などの個人情報は、調査のお願いにうかがうために使用し、調査結果からは個人が特定される情報はすべて削除されます。調査・集計結果は匿名化された上で、研究や政策立案などの目的に限り研究者に公開されます。匿名化されたデータは、研究以外の目的で利用されることはありません。

Q7. 他の研究機関と共同で研究していますか?

主な共同研究機関は次の通りです。

  • 麻布大学
  • 理化学研究所
  • 群馬大学
  • 東海大学
  • 順天堂大学
  • 国立国際医療研究センター
  • 国立精神・神経医療研究センター
  • King’s College London
  • University College London
  • New York University